試してみたい時が試し時。

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本が好きならきっとアミューズメントな東洋文庫ミュージアムと六義園(東京・駒込)

ミュージアム - 公益財団法人 東洋文庫

最近予約図書の引き取り時に、ふらっと目的を決めずにフロアを一周してみたり、新着・本日の返却図書から読みたいものを探したりしていたのですが、その中の一冊に出てきたこのミュージアムに行ってきました。

本でも確かここがメイン写真に使われていて、実際に見てもやっぱり宣伝や紹介で使うとしたらここだな〜と思う見栄えする場所だなと思いました。いつか行きたいと思いつついまだに行けていない21世紀美術館でいつも出てくるあのプールみたいな位置。

 

土日祝でも混んでいなさそうなところが良いな〜〜できたら…と思って選んだのですが、海外ツアーや観光でほどほどに盛況してました。それでもこうやってタイミングさえ合えば一番メインっぽいところの無人写真が撮れるので、混み具合はちょうど良かったのかも。付属のレストランも満席表示になっていたものの、暑いのでできたら中で待たせてもらえないかな〜と思ったらすんなり入れたのでありがたかった。

 

外観もこんな感じで無人で撮れるのに、入ってみるとほどほどに中に人はいる。

 

エントランスまで近づくとちょっと個性的な配色の案内がある。ちょっと怖そうというか怪談感が出ていて、文庫本どこ行った感が面白くて特に意味もなく撮ってしまった。

ここに記載のある通り小町通りくらい閉まるのが健康的な早さなので、お昼くらいに着いて展示を見た後レストランで休憩、ついでに夕方くらいに横の六義園で散歩をするととても健康的な休日になると思う。

 

ミュージアムって大体出口付近にお土産コーナーがある気がするのですが、ここは回廊型で最初の入口に一周すると戻ってくるのとレジも兼ねているからなのか最初チケット買う場所が分からなくて混乱した。

でも後から思い出してみると、小樽の小さい美術館とかも兼任していた気がするな。

 

そして紙チケットではなく、服やカバンなどにこのシールを付けてくださいね〜というタイプでシールを貰った。可愛いし推し(マリ)カラーだ〜。

紙チケット、持って帰っても結局持て余したりそのまま握りながら展示を見ていて気づいたらぐちゃぐちゃ…みたいな時が多いタイプなのでこの方式増えたら嬉しい。これは日記に貼りました。へへ。

 

全体図と入った後すぐはこんな感じ。

都内の主要な美術館よりは大分こじんまりしているんじゃないだろうか。

この規模感でも私はひとつひとつ注釈と写真を見て撮ってをしていたので、1時間くらいは展示場所にいたかな?サクサク見るだけの人とかさっきの書庫のような部分で記念に撮るだけの人とかは少し足を伸ばして飛鳥山3つの博物館とかも行けるかも。

 

中は基本的にフラッシュ焚かなければ写真とビデオOKです。すごいな蔵書だらけなのに。

入って右手の展示から既にとても面白かったのですが、基本ガラス収納なので私の写り込みが多ぎて載せられない…。左手側にはこういう大きな展示も。

 

地図のこの線が絶対に違うけど、お城への好意線とか集中線に見えて面白かった。

 

 

そして2階へ向かうこの綺麗な階段を見て欲しい。

Instagramの注文住宅情報発信しているアカウントとかが作ってそうな階段だなあ…どうなっているのだろうかと思いながら上に向かいます。旧財閥邸とかの赤絨毯!重厚な手摺り!みたいなのも好きだけど、こういうのも良いな〜。

 

本当はもう少し公開の期間を空けようと思ったのですが、展示が本当に楽しくてどうにか会期中に行ってくれ…!の気持ちで早めに公開しようとしています。それが↓これ。東洋の医・健・美!!!

こういう学術系の本って、そもそも専門分野じゃないと難しくて絵もないし言語も分らないし理解できるものが無さすぎてつまんない…ってなりがちだと思うけど、ここの展示1階の時から思っていたのですが説明が面白い。

こんな感じで、名前くらいは知っているなという本はもちろんのこと何だそれはみたいな本にもどんな本でこんなエピソードがあって…という興味を持ちたくなる書き方がめちゃくちゃ上手いな〜と思わず食い入るように見てしまいました。

内面やエピソードを知ると一気に関心が湧いてキャラや人間が推しになるタイプとかとても親和性が良さそう。そう、私です。

 

挨拶もどことなく親近感というかほっこりする感じが良いな〜と思って撮った。あと、長文読みやすいな〜と思ったけど何のフォントだろうこれ。

医療と生活って身近なものなので、元々親和性というか噛み砕いてもらえれば理解しやすい部類だとは思うのですが、ここの展示は常設も含めて「興味」を持たせる仕組みがとても上手いな〜と思いながら見ていました。気になるけどまずどう入ったら良いかな?って時に安心して沼に沈めてくれる友人感ある。

 

 

おそらく2階およびここでの写真映えのメインポイント。

私以外でその他の展示物撮っている人見かけなかったもんな…結構人いたけど。

 

本棚を抜けるとこんな案内が。

 

長ーい(ように見える)道。結構サクッと向かい側に着きます。

 

どこかのタワーにあるこういう床は本当に無理なのですがこれはいけた。何だこれは感が勝って浮遊感が薄いからかな。

 

解体新書とかばっかりかなと思ったらキラキラがあって、わーーーーキラキラーーー!!って無意味に三方向から撮ってみたり。

 

こういうのがいっぱい並んでいるのかな〜と思っていたんですよね。これはこれでやっぱり面白い解説が付いていてまた楽しい。

 

あと薬屋の文庫版をせっせと読んでいる最中なのですが、これは実質薬屋(猫猫)じゃん…!というラインナップもあって楽しくなってたらがっつり作者とインタビューしていて笑った。

 

併設レストラン兼カフェへ向かう道

何かアンノーンみたいなのがあるオシャレな黒い壁か〜と思って半分くらいまで歩いていたのですが、

 

何かうっすら書いてある…!

と気づいてダッシュで1枚目に戻りました(笑)

 

最初は左側しか見ていなかったのですが、帰りに見たらちゃんと展示あるよって書いてあった。でも反対側見なかったから「何これ…!楽しい…!」ってなったのでこれはこれで良かったです。

 

こんな遊びを一人で長々とできるくらいには人が通らないめちゃ楽しい空間

 

レストランで小休止をしつつ、お土産を買いに入り口に戻るよ。レストラン、コップの水が半分くらいになるとセンサーでもあるのかなってくらい永遠に注ぎに来てくださってワンコそばのようにおかわりをしてしまった。ありがとうございます。

 

 

そして買ったものたち

過去の企画展のバックナンバーも置いてるの頭良い〜〜〜!とホイホイ買いそうになるのをどうにか留めた3冊とファイル…

とやられた〜と勝手になっていたあれじゃん!と買ったこちら。

色々な言語で書いてあるけど本当に石版には見逃すくらいのうっすら感なので、本助かる。完全にコミティアの感覚で買っている…。

 

そんなこんなでのんびりお土産選定していたら六義園に入れなくなる…!という時間で急いで向かう。おかしいな、昼くらいから見ていたはずなのに…。

ちなみに六義園は文庫ミュージアム単体と100円くらいしか差額がなかったので、ついでにセットの方にしてみて寄ってみました。ここ、本当にぼーっと池を見たり茶室に寄るかなくらいしか過ごし方的にはないかな〜と思うので、もし行くとしたら単体パスより古川庭園かミュージアムとのセットが良さそう。

六義園|公園へ行こう!

 

基本的に大きな池の周りをぐるっと囲む緑がたくさんあるひろーい庭園です。

同じような庭園でぼーっとするなら、近くの古川庭園とか新宿御苑庭園美術館の方が良さそうかな〜。カラスと鳩の棲家かなってくらいこの日はめちゃくちゃいたけど、いつもこんな感じなのだろうか。

景観は都内にあるとは思えない自然感があるので、もう少し涼しいと散歩が楽しいと思う。あと欄干などのない石橋が多いので、本気で使えるのかどうなのかという救命具がたくさん設置されていてちょっと面白かった。

iPhone加工なしでこんな感じで何か適当に画角に収めてもいい感じの絵にしてくれて快晴と西日ありがたい〜〜〜。美しい。

ついでにもうどこか少し寄ろうかなと思ったら意外とがっつり楽しんでたくさん汗をかき、閉園直近の夕暮れ時に少しだけ持ってきた本を読んでみたりよく動き活動した一日でした!SNSでバズっている企画展も良いけど、連休や混みそうな土日は常設展+企画くらいの小規模巡りとか大きな本屋・図書館巡りしたいな〜。

 

ちょうどむぎちゃんが美術館ガイド配信していたので、これも載せておこう。本当にこの配信内でも出てくるけど、映画くらい(映画よりむしろ時間の融通効く気がする)ふらっと見ると楽しいよね。百貨店とか駅ビル内でも小さい個展とかやってたりするし。