試してみたい時が試し時。

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真冬の北海道(札幌中心)旅行(前編)

 

「マイナス5℃です。」という機内アナウンスを聞きながらこの下書きを書いている。

……くらいしか書いていなくて、ほぼ大部分を帰ってきてからPCで書き足している、というより書きおろしている。(下書きとは何だろうか、そんなことを考える文章はこの後一切ないです)スマホでブログの下書きなんて普段やらないのに加えて旅行中なんて完成している訳がない。

そんな人間のタイトル通り真冬の北海道に行ってきました〜〜〜の日記です。

行く前からわくわくと関東(しかも都市部)ナイズドされている寒冷地耐性ZERO人間が本気の寒冷地に適応できるのか不安を天秤にかけつつ向かう旅となりました。まあもちろん行きたい方が勝ったわけですが。なんだかんだ言っても行きたいもんは行きたいからね!

 

これはiPhoneってこんな表示出せるんだと思って思わずスクショしたやつ。

 

初めて行った時から何かしらのイベントに合わせ2〜3泊予定で数年おきに訪れていた北海道。

最近は前述した体調だったり(元気でいなきゃと過剰にストレスをかけてしまう難儀な神経…)も相まって、今後イベント合わせで遠方に行くこともないかな〜…と思っていたがまたしてもイベント+観光で訪れる事に。

やっぱり日程が決まっているものにどうにかこうにか合わせるのがある程度距離やお金のかかる旅行の決め手になりやすいところがある。「行けたら行こう」のあとひと押しって大体イベントな気がする。

 

また、数年前から「1回で良いから降雪地に冬季に行ってみたいな〜」とぼんや〜り思っていたのだが、こんなに早く実現するとは。

多分この時の私は「ちょっと寒いけどまあいける」くらいの季節を想定していた気がするけれど、試される大地こと北海道にあらゆる意味で試されるど真ん中真冬の2月に行くとは思っていなかったことでしょう。これ書いている今もよく行ったなと思っているしね。

 

結果的には無事に行って帰ってきた訳ですが、仮押さえしたチケットの支払い期限が迫る中、年始の航空事故もあり、そうでなくとも毎回祈るように乗っているので心象的にも行けるか…?と悩んだ。もっともっと遠くの乗り継いでいくような地も行ったことはあるけれど、さすがに直近で自分の乗ろうとしているドンピシャ航路で事故があれば迷う。これが食品とかだとわりと今が一番良いのではと思いがちだったりするのだが。

幸い行きは定刻よりも早く、帰りも遅延はあったものの降雪がありながらも飛んでくれた飛行機とそれに関わるたくさんの方々に感謝…。本当にありがたい…。

 

〜準備編〜

これはどこへ行くか&何をするかによってかなり変わると思うので、今回は関東都市部から旅行でほぼ空港か札幌〜大通周辺を地下鉄や地下道移動をした旅程としての記録として見ていただければ幸いです。(1日だけ開拓の村という都市部から離れた屋外を半日くらい歩き回っていましたが)

 

○…あって良かったもの
無印のインナー|あったか厚着(という名前だった気がする)

ヒートテックインナーが好きではなく、インナー全般をブランド問わず触りが気に入った(綿多め)素材で揃えるのですが、これは暖かかった気がします。これだけでぽかぽかに暖かいというより、他の重ね着より温感効果を感じるかもという感じ。

基本的にアウターの下は

・肌着

・あったか厚着

・薄手の長袖

・腹巻き

・厚手のセーターか10thパーカー(セーターよりは薄手)

といった感じ。

ただ、空港内や空調が整っている空間ではアウターどころか一番上の厚手のものが暑くて袖捲ったりしていたので、途中からほぼ室内で終わる事が確定している日は一応で持っていた薄手のセーターにしたりしていました。

 

北海道が公式に出している推奨服装↓こういうの

旅のお役立ち情報|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!

にすると駅ビル内など外気に触れずに移動できてしまうところは個人的に本当に暑い…。

いやまあだから重ね着で調節してねって書いてはあるのですけども。次があればインナーダウンとかロングダウンとか最大防寒部分の快適を探したい気持ち。

そして当然といえば当然なのだが合間の通路や外気を感じるところは寒い…難しい〜〜〜。よほど風が強くなければあの独特なキンとした冷たい空気はどことなく好きなんですけどね〜。

 

あと、同じシリーズで評判の良さそうだったレギンスがどこ行ってもなかったので、来年探すか靴下屋とかのを試そうかな〜。個人的にインナーの防寒は綿が良い仕事をする気がする。滞在中、ちょっと気になっていた服を試着しよ〜と脱いだらめちゃくちゃ汗を吸っていたのに自分は冷えてなくてびっくりしたもの…。

 

 

・レギンス&ウォーマー

ちょっとモブが多くてわかりづらいけどこんな感じ↑

己の持ちうる全ての首と名のつく部位とできる限りの肌を隠すと大変快適でした。

ありがとう、靴下屋無印(上記で言っているやつではないものを持っていった)。たまたま去年辺りに外出途中で寒くて買ったものだったのですが、とても活躍してくれた。

ずっと首の防寒の話をしてしまうが、この曲↓の真逆を行くとそこまで寒くなかったので、やっぱり真冬に寒冷地行く人はこの対極の格好をしたら良いと思う。「見栄えより防寒、可能な限り風と冷気を通すな」の精神で全ての首を守っていました。

末端が冷えていると結果的に全て冷えていくので、そういう点でも良い気がする。冷えたり血行が悪いと結局体調も崩して行きたいところも行ききれない…!(最悪のループ)となったりするので、旅先だと特にストレッチとか温めを冬とか関係なく気をつけている。

 

 

 

・冬靴(もしくはそれに相当するもの)

雪用の靴とかで検索をかけていたのですが、SNSで「冬靴or夏靴」と言っている方々がいて「もしかしてこのワードの方が真に必要な靴がヒットするのでは?」と思い途中からこのワードで調べていた。いわゆる降雪地帯で「冬季履いたら滑って転けて終わるような靴」全般のことを夏靴としているのかな?

とはいえ、関東で路面凍結と戦えそうなスパイクがあるようなもの(もしくは着脱可能なもの)を探すのが難しく、ワークマンで2000円くらいの靴を買ったのですがとても便利でした〜。何なら行く前の寒い日も普通に履いていた。おそらくウィンタースポーツのショップとか行けば良かった気もするけど持っていく荷物も増えるし、今後使うとしてもかなり頻度も低いので今回はこれで十分だったかな。転けかけはしたけど転けなかったし。

あと、ふくらはぎが少し隠れるショートブーツ程度の丈がある&軽く気密性がある感じの構造なので、足元に風が入って来ずあったかい。とても良い〜〜〜〜。

雪の質や雨の有無にもよると思いますが、私は終日これ一足で特に浸水したりとかもなく過ごせました。

 

最大にして唯一の難点は脱ぎ履きが若干手間がかかること。

保安検査や脱ぎ履きの多い場所に行く場合は余裕があれば違う靴もあると楽かも。

とはいえスパイクがついていると保安検査とかも若干面倒そうだったので(危険物だし)、そういう意味でも脱げばとりあえずどうにかなる程度の滑り防止が付いているこの靴は大変便利でした。

 

 

 

サコッシュ

とりあえず両手を空けた上で貴重品入れておくのやっぱり便利〜〜。

SZグッズのもこもこが薄くて容量はあまりないですが、メインもサブもチャックで完全に閉められるのでちょうど良く、普段も使っていますが今回も持っていきました。

 

 

 
・コンタクト

眼鏡は視界が終わりそうと思っていたので持っていったけど、やっぱり終わったので可能であればコンタクトの方が視界良好でした。一応眼鏡でも過ごせなくはない。めっちゃくちゃ曇るけど…!

 

 

 

・マスク

諸々の予防もあるけど普通に顔が寒いのと雪と呼吸による水滴で内外ともに冷え冷えになるので、多めに持ってきて都度不快に感じたりしたら変えるのが良かった。最低限を持ってきて、後からコンビニとかドラストで買って良いしあって困る事はない。

 

 

 

△…なくてもどうにかなったかもなもの
・帽子(※タイプと使う場面による)

あってめちゃくちゃ助かった〜〜というほどでもなかったので。

なしかありかどちらか選べと言われたら、雪除けならフード付きのアウターとかツバの長めな帽子の方が便利だな〜と思いました。

持っていったものは頭部から体温を奪わせないようにするようなものを選んだので、そういう面では役不足だったんですよね〜〜〜。そして足元も転倒しないよう気をつける関係で、傘より服やアウターに付属しているフードでさっとつけ外しできるかキャップつけっぱなしとかの方が便利だなあ〜と。

 

 

 

・手袋

使うには使ったのですが、前述のレッグウォーマーを適宜捲ったり伸ばしたりの方が便利で登場頻度が低かったので既に荷物が多くてウィンタースポーツとか雪遊びとかしないなら要らないかな〜と思いました。つけていた時も片手だけ(スマホタッチOKだったはずだが反応しなくてとっている方が早かった)とか多かった…。

 

 

 

・番外

<おみやげ>

友人のお家で滞在期間の大半(というかほぼ全日)をお世話になったので

shiroの洗剤

shiroノンアルコールスパークリング

ドライフラワーブーケ(スワッグにもできるやつ)

食品

を持っていったのですが、我ながら消え物でありつつテンションの上がるラインナップで揃えられたんじゃないかなと思います。

家に招く側にどうしても普段より負担が増えますし現金徴収になることもそうそうないので、ある程度の上限額を決めて「貰ったら少し気分の上がるような消耗品」や「まだ持ってなさそうで好きそうなもの」があればそれを選んで持っていく事が多いです。

個人的にはこれが自分だったら嬉しいしまるい形かな〜と思いつつ、他の人はどうしているのだろうかと気になるところでもある。

日中お邪魔するだけとかならお菓子とか食品が多いです。

 

 

・日程と時間の余裕

持ち物ではないですが、帰りの便は「少し早めに取っちゃったかな〜」と思いつつ空港に行ったらかなり遅延したもののどうにか帰還、同日の後ろの便は欠航などがあったので日程の余裕や欠航した場合のプランは候補出しておいたりPC持っていったり適宜判断が必要だな〜と感じました。でもロストしても困るし一長一短ですよねえ…。

体力気力の温存や快適さも結構金銭で解決することが増えた(ロッカー預けたり荷物送ったり、無理に移動しないための場所確保したり…)ので、何にしてもやっぱり余裕があるに越した事はない…。

 

 

〜コーデ〜

テーマは「楽、寒くない、数少なく」です。

心配性な方ではあるものの、荷物も服も重さの疲れが上回る…!

というわけで今回は途中で洗うことを前提に日程より少なく持っていき、インナーだけ気持ち多めに入れておきました。基本日によってパンツが変わるかトップスや靴下が変わるくらい。

こういう感じ(持っていくものを考えていた時のメモ)↓

食べ物や行った場所などは長くなったので<後編>に続く!

後編はこちら↓